プール施設の空調ダクトに使用される鋼材は、塩素環境により塩ビ鋼板仕様となっています。そこで発生するデメリットとして、加工の際、プラズマ切断機を使用すると塩ビ鋼板の表面被覆が損傷するため手動加工となってしまい作業時間がかかります。また手動切断のため切断面の精度によっては表面被覆の破れる可能性がり、品質リスクが高まります。

空調ダクトが露出していない環境と塩素環境が比較的弱い部位の確認を行い、高耐食めっき鋼板に切替える検討を行います。
鋼材変更できる部位はプラズマ切断機が使用できるので、塩ビ鋼板の製作負荷や、施工後の品質リスクを軽減することができます。